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肥満症と妊娠

妊娠を考えている方へ
〜妊娠前の体重、ちょっと気にしてみませんか?〜

妊娠を考えている方へ妊娠を希望される方にとって、別ページに書いてある血糖値の他に、「体重」は意外に大切なポイントです。
妊娠前に肥満(BMI 25以上)があると、次のようなリスクが高くなると言われています。

  • 妊娠しづらくなる(排卵異常)
  • 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まる
  • 赤ちゃんが大きく育ちすぎる(巨大児)
  • 帝王切開になる可能性が高くなる
  • お産のときに合併症が起きやすい

また、肥満が原因で女性ホルモンのバランスが崩れ、月経不順や無排卵になることもあります。特に「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」という病気の方は、肥満によってさらに排卵が起きにくくなることもあります。

とはいえ、急に無理なダイエットをするのも良くありません。過度な減量によって大きなストレスがかかるようならば、かえってホルモンバランスを乱したり、体に負担がかかってしまいます。

妊娠に向けた体づくりは、「無理なくストレスフリー」が大切です。

妊娠しやすい体づくりのために

妊娠しやすい体づくりのために食事や運動、生活リズムを見直しながら、医師や管理栄養士と一緒に取り組んでいくことで、妊娠しやすい体づくりができます。

「そろそろ赤ちゃんが欲しいな」と思ったら、まずはご自身の体の状態を知ることから始めてみませんか?当院では、妊娠前の減量や、妊娠しやすい甲状腺ホルモンの調整などのご相談にも対応しています。お気軽にご相談ください。