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糖尿病の治療
(インスリン治療)

糖尿病の治療の種類

糖尿病の治療は1型糖尿病か2型糖尿病かによって変わってきます。

1型糖尿病

まずインスリンが出なくなって高血糖になる1型糖尿病の場合は、インスリン治療になります。足りないインスリンを注射により補う治療です。

2型糖尿病

生活習慣の乱れなどによりインスリンが効きにくくなって高血糖になる2型糖尿病の場合は、まずは食事、運動療法を行います。その方の体格や普段どのくらい動くかなどにより、その方の適正カロリーを計算し、それにおさまるような食事を継続していきます。

2型糖尿病の詳しい
治療内容について

2型糖尿病の詳しい治療内容について運動療法は有酸素運動に週2回ほどのレジスタンス運動を加えると良いと言われています。簡単に言えば1日8000歩歩いて、週2回筋トレをすれば良いです。(なかなか難しいですが、、、)
食事、運動療法を3ヶ月続けても高血糖が持続している場合は、薬物療法を行います。薬の種類はとてもたくさんあります。これも簡単に言えば、「強力に血糖を下げるが体重も増える薬(インスリンも含まれる)」、「マイルドに効いて体重は増やさない薬」、「血糖を下げてかつ体重も減らす薬」に分けられます。実は体重を減らす糖尿病の薬が出てきたのはごく最近です。これらを患者様の状態に応じて選択し使用します。
食事、運動療法に加え、経口薬で治療しても高血糖が続くときにはインスリン注射を検討します。
注射と言うと採血などのように血管に針を刺すイメージがあるかもしれませんが、インスリンの自己注射は、皮下注射といって、腹部などの皮下脂肪に注射をするもので、手技も難しくありませんし、痛みもほとんどありません。インスリンの種類もたくさんあり、食事で上がった血糖に速やかに効く超速攻型や丸一日効く持効型、さらには週1回打てば良いインスリンもあります。それらを組み合わせて患者様に最適な打ち方を選択します。

GLP-1作動薬について

GLP-1作動薬についてインスリンではない注射薬で、強力に体重を減らす効果のあるGLP-1作動薬については頁を改めて説明いたします。